伝統工芸 和傘作り
私が住む美馬市ではその昔和傘作りが盛んに行われていましたが
いまは衰退する一方で今現在和傘作りを行っている作業所は一軒のみとなりました
伝統を受け継ぐ人もなくこのままでは消滅してしまいます。
なんとかこの伝統を守ろうと美馬市観光協会がたちあがりほそぼそながら和傘作りの
教室をひらきました。
その姿を写真におさめてきました
もち手にサランラップを巻き油を塗っていきます。
一本の傘を作るのに100の工程があり細かい作業が必要になるそうです。
100の工程を経て出来上がった和傘は
傘の表面にも油を何度も塗りかさね、乾燥させてできあがりなるそうです。
手間をかけた分お値段もそれなりに高額で一本3万円もするそうですが、きちんと手入れをしていけばより風格をまし長持ちするそうです。
高額の和傘は洋傘の手軽さにおされ守り続けられた日本の伝統工芸は消えつつあります。
時代の流れには逆らえない日本の文化
守りつづける職人の姿はどこかさみしそうにみえました。